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萩焼についてよくお問い合わせいただくこと。その2

ひきつづき、萩焼についてよくお問い合わせいただくことをまとめてみました。

■食洗機は使えますか?

→家庭用の食洗機であれば、ご使用可能です。ただし、少しだけ気をつけていただきたいことがあります。

萩焼は吸水性があるので、洗浄して、ふきんで拭いても、陶器の内側に水分をもっていることがあります。そのまま食器棚の奥に入れっぱなしにしていたら、カビが生えた・・・なんていうことも・・・。なので、食洗機の乾燥機能を使うことは、お勧めです。

しかし、食洗機に磁器などの食器と一緒に入れてしまうと、洗浄時の水圧で食器同士があたってしまい、かけてしまうということがあります。たぶん、食洗機の使用で一番怖いのは、コレです。入れた時には大丈夫でも、終わってあけてみると欠けていた・・・ということがあります。これは、萩焼が、ほかの陶器に、比べても、焼しまりが少なく、柔らかい陶器のため、硬い磁器製の食器などとコツンと当ててしまうと、萩焼の方が負けて欠けてしまうのです。

なので、洗浄・乾燥ともに、問題なくお使いいただけるのですが、食洗機に入れるときには、細心の注意をお願いいたします。

注意していても、こればっかりはその時の状況によりますので、欠けてしまうかもしれないことがある、ということを念頭に食洗機をお使いください。本当に大事なものは、手で洗浄して単体で乾燥をかけましょう。

萩焼は、しっかり乾燥して、しまうことが、とても重要です!

そのために上手に食洗機と付き合うといいと思います。

萩の七化けって?

私たちは、製造と卸売り業をメインとしているものですから、ギャラリーに来られたお客様以外では、直接対面して販売する機会が少ないのです。

「萩焼の特徴ってなんですか??」と、販売していると必ず聞かれます。

「特徴ですか・・・・それはですねぇ・・・・」と説明しますが、なかなか難しいのです。簡単に説明しにくいのです。

なので、今回は、少し、画像も交えてご説明します。

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「萩の七化け」という言葉をご存知ですか?

これは、萩焼の器(特に抹茶碗)は使い込むにつれて、色合いが変化し、趣が増してくることを表したものです。

↓ 萩の七化けの様子。細かいひび割れの部分に、茶渋が入るとまた色合いや雰囲気が変わります。

萩の七化けの画像

萩焼の粘土は、比較的耐火度が高いので、高温(摂氏1200度)で焼成しても、粘土の粒子間に微妙な空間が残り、水分を吸収してしまいます。

また、焼成後、温度がさがるときに、素地よりも釉薬の縮みが大きいので、釉薬面に細かなヒビ割れ(=貫入)が生じます。

↓ 貫入の拡大画像。細かなヒビが、器の表面に出来ています。

 

このような、素地と吸水性と釉薬のヒビが演出する「萩の七化け」が萩焼の大きな特徴ではないでしょうか。

その他、切り高台(これは、デザインなので、最近は切っていないものも多数あります)、粘土のざっくりした土味や、釉と粘土が窯の中で溶け合って発色する絶妙な色合いなども、萩焼ならではの特徴です。

萩焼の色合いのこと。

 萩焼は同じ商品でも、ひとつひとつの色合いが微妙に違うためにセット商品の色合わせに、出荷する際には、いつも気を使っています。

 時には、お客様から「カタログの色と違う!!」とお叱りを受けることもあります・・・・。そもそも、萩焼の色合いとは、どのようにして生まれるのでしょうか?

 今回は、萩焼の色合いについての情報をお届けします。

 さて、次の写真をご覧ください。

萩焼むらさき湯呑   彩土湯呑日記用

 左は、弊社の代表的な色合い、萩むらさき湯呑。右が、彩土湯呑です。こちら、同じ商品なのですが微妙に色合いが違うのがお分かりいただけますでしょうか?

 どちらの商品も、同じ粘土・釉薬で焼き上げましたが、焼きあがりでは、色合いがちがっています。

 どうして同じ商品なのに、このように、違う色合いになってしまうのでしょうか?

 萩焼の色合いに関係する要素は3つあります。

 〜巴

 釉薬

 焼成

 粘土の配合や、釉薬の調合と施釉方法、そして焼成の雰囲気や温度などにより、それぞれの商品の色合いを作り出しています。その為、これらのひとつの要素が変わっただけでも発色が異なってしまう場合もあります。

 ,料巴呂蓮天然の素材なので、いつも同じものが使えるわけではありません。特に粘土は、採掘の進み具合によって、粒度や成分が変化します。その為、焼きあがりの色が定番のカタログ通りの色合いになるように、必要に応じて、配合割合を見直すこともあります。

 △霊慳瑤癲粘土と同じく、天然原料なので、いつも一定のものが入手できるとは限りません。常にテスト焼成をして、割合の微調整をしています。また、施釉する時の厚さによっても発色がかわってきます。

 の焼成では、約1200度の高温の中で、釉薬と素地が溶け合って発色しますが、窯の中の温度分布と雰囲気(酸化・還元の程度)が重要な要素になります。

 むらさきの湯呑の例に戻りますが、時には、赤過ぎるものや、白すぎるものが焼き上がることもあります。弊社の得意とする、むらさきの商品は、紫色の釉薬は一切使わずに、赤土系の粘土と、萩白釉により発色させていますので、微妙な溶け具合の差により、このような色合いの違いが起こります。

 このように、いろいろな要素が合わさって、ひとつの色合いを生み出している萩焼。

 磁器にはない、やさしい色合いの器、萩焼の魅力をたくさんの方に知っていただきたいと私たちは願っています。

※萩陶苑では、ひとつひとつ色合いの違う器をなるべく近い色でセットしてお客様へお届けしていますが、上記のような理由により、HP掲載の商品画像の色合いと、若干違う場合もございますので、予めご了承ください。

萩焼について、よくお問い合わせいただくこと。

萩焼について、よくお問い合わせいただくことをまとめてみました。

■電子レンジは使えますか??

→弊社の商品は、家庭用電子レンジのあたため機能はお使いいただいて構いません。ただ、萩焼の表面には、「貫入」と呼ばれる細かいひび割れがあります。長い間、色の強い食品や、油分の多いもの、酒類などを入れたままにしていると、そのひび割れから食品の成分が浸透していきます。そのような状態で電子レンジにかけると、シミができてしまうことが、まれにありますのでご注意下さい。

■貫入に色がつかないようにするにはどうしたらいいですか。

萩焼貫入のイメージ画像

↑貫入に色が入っている様子

→使っていくうちに、萩焼の貫入に色が入ってしまうことは、萩焼にとってはごくごく当たり前のことです。磁器とは違って、萩焼の表面には、貫入と呼ばれる細かいひび割れがあります。そこから、食品の色が入っていくわけですので、それを完璧に防ぐ方法はありません。このように貫入に色が入っていくことを「萩の七化け」や「茶馴れ」といって古来より親しまれてきた焼き物ですので、萩焼の特徴として受け入れていただけたらと思います。

弊社の商品は、急激な色の浸透や水漏れを防ぐために、器にはっ水加工をしています。そのため、何もしていない萩焼よりは、色の入りが比較的穏やかです。

使う人の扱い方や、手入れの仕方で、貫入の色づき方は変わります。器に残る色の移ろいは、あなたと器が一緒に過ごしてきた証となります。ぜひ、この萩焼ならではの器の愉しみ方を味わっていただけたらと思います。

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